【単体考察】耐久振り知らせ虫Zガモス
☆はじめに
こんにちは、Banaと申します。
今回は机上論ではとても強いと思っていた、HDS虫Zウルガモスを紹介したいと思います。
☆考察の経緯
・受け回しを崩せるムシZを採用することにしたものの、調整はCSベース以外(ミミッキュ意識のHB調整はあるけどCSベースに変わりはないので割愛)見つからなかったので、これ以外が成立しない弱さなのかレートとダメ計で確認しようと思った。
・HBベースのウルガモスにした場合、結局リザXやバシャーモを倒せるほどの技スペースはないと断念。しかし変なポケモンを考えることに定評のあるキョン氏がHDベースのウルガモスを使用しており、自身もその型を使用しHDベースにする強さは理解していたので考察、虫Zに有用な耐久振りにアレンジできないかと計算を進めた。
☆調整
技に関しては火炎放射or大文字は選択
HD
C147コケコのEF下10万Z確定耐え
c222メガゲンガーのヘド爆+ステロを14/16耐え
C157ポリ2のシャドーボールまで身代わり確定耐え
D+1
C200テテフのPFサイキネ確3(被ダメ…68~81)
C161レヒレのミズZ15/16耐え
C
大文字でH92D4振りメタグロスまで確1
ステロ+知らせ補正無しムシZで無振りテテフ確1
+1
知らせ補正ムシZでASメガボーマンダ確1
放射でD4振りコケコ、H252D4振り盾ガルドを75%乱数1
S
準速85族抜き、+1で最速135族抜き
☆他の型と比較した利点
・HDに厚く降ることで特殊アタッカーに対しての安定感が増し、電気Zコケコや特殊マンダ、ポリ2や霊ボルトロスあたりに安定するようになる。
・ステロを撒かれたとしても、特殊相手になら役割を遂行できる可能性が高まる。
・その上でムシZとしての性能は最低限保っているので、当初の役割だった受け崩しも担える。
☆他の型と比較した欠点
・ステロが展開されていない場合、一部の役割対象への乱数が変わっている(H振り火ロトム、ギャラドス、メガバンギetc.)
・火力を削っているため、サイクルを回すとステロ等と併せないと火力の足りないケースが多くジリ貧になる。
・大文字だと役割に対してダメージがやや過剰なのに、火炎放射だとやや足りない。
・特殊への詰ませ性能を高めるのであれば、同じ調整でもムシZを持たせずにサイキネや羽休め、各種めざパを採用した炎Z型or混乱木の実として運用した方が強い。
☆使用感
・ウルガモスが相手の炎ポケモン(リザ、バシャ、ドランetc)やランド、ギャラなどを呼ぶため、撒菱ゲッコウガやステロ持ちのランドロスと併せて動かせた時は通りやすかった。
・PTをいじってそれらの展開要員を変えた途端に火力不足に悩まされたので、起点の作成は欠かせない。
☆さいごに
ウルガモスがHDベースに振るのは強いけど、やっぱり虫Z使うならおとなしくCSに振るのが賢いと思いました。
☆参考文献