【S13最高・最終2000】咄咄怪事ガルランド

☆はじめに

 

こんにちはBanaです。

今回はS13で使用した構築の紹介をしたいと思います。

 

f:id:pokemon-bana-idiot:20190108120016p:image

☆PT完成までの経緯

 

ボーマンダメタグロスバンギラスクチートギャラドスetc.環境の多くのメガ枠に対面から強く出られるメガ枠としてHBグロPガルーラを軸として据え、その取り巻きを固めていく要領で構築を固めました。

まずマンダ軸やリザ軸に強めなゲッコウガと、グロス軸やバンギ軸の取り巻きに強めな虫Zウルガモスをそれぞれ採用。

ウルガモスでは崩しにくいポケモンを崩せ、PTの一貫を切る枠として撃ち落とすジメンZランドロスを採用。

ここまででPT単位で重いカプ・テテフゲッコウガなどの誤魔化しに耐久鈍いベトベトンを採用。

最後の枠はPTに必要な補完の役割が多く最後まで迷走しましたが、炎や格闘の一貫を切りつつクッションやこちらのポケモンの再展開に役立つと期待してHBゴツメラティアスを暫定的に採用して今回の最高レートまで到達しました。

 

※咄咄怪事(とつとつかいじ)…極めて意外なこと、けしからぬこと

奇想天外とほぼ同義ですが、奇想天外は誰かが使っていた気がしたので回避しました()

予測が付きにくい型だらけで相手は意表を付かれるので命名しました。

 

 

☆単体紹介

 

〇ガルーラ

f:id:pokemon-bana-idiot:20190108092131p:image

 

参考記事↓

【S7】反省会とキチガイガルーラ【最高・最終爆死】:とある紙剣使いのブログ - ブロマガ

※リンクは無断転載です。

【1/12追記】掲載許可を頂きました。

 

ガルーラが耐久に大きく努力値を割くメリットは上のリンクに詳しくありますが、要するに主要なメガシンカを含めてタイマンでの殴り合いに強くなる、ということです。

 

元記事とガルーラの性格を変えていますが、これによるメリットは

陽気メガギャラドスの+1滝登りが確3

・控えめレヒレのムンフォ+意地メガバシャのフレドラを耐える(=バシャランドレヒレのような並びにも強気に立ち回れる)

意地キノガッサマッハパンチ確3

 

などが実例として上がりますが、相手の色々な攻撃を僅かに耐える場面があまりに多いので、明確な腕白での仮想敵を定めずに採用しています。

 

反面、火力は元記事の10/11倍なので、キノガッサボーマンダといったポケモンに対してさえ実は乱数が絡むようになってます。

 

構築唯一のメガ枠で相手のZ枠やメガ枠と殴りあう数少ない枠でした。選出率はもちろん1位。

 

【1/9追記】

このガルーラの調整だと、やや余剰な耐久になっています。

実数値(努力値)

205(196)-148(20)-165(236)-×-122(12)-126(44)

にすると耐久の無駄がなくなりSラインを最速テッカグヤ+2まで伸ばせます。

 

 

ラティアス

f:id:pokemon-bana-idiot:20190108132519p:image

構築の迷走枠。

バシャーモやリザY、ミミロップを止めるポケモンがいないことに悩んでおり、いろいろ模索した結果投入した枠。炎耐性に目をつけて採用したのですが、ゴツメ枠なのにHBに振り切ってもメタグロスボーマンダには受け出し出来ず、癒しの願いは1度も使用しない酷い有り様でした。

この枠はミミッキュメタグロス、メガラティやボルトロスなど他にもっと使いたいポケモン候補がいたので検討が必要です。選出率は6位、ほぼ出せなかったです()

【1/10追記】

Sが最速70族と同速になってるのは、思考停止していた時に、準速80族抜き抜きに振ったからです。もしこの手のHBラティアスを使うならCDの余りをSに回して最速キノガッサの上をとる135にしてください。

 

〇霊獣ランドロス

f:id:pokemon-bana-idiot:20190108094412p:image

 

本構築の奇襲枠①

ランドロステッカグヤの上から身代わりを貼るために最速にした撃ち落とすランドロス。準速100族付近のSラインを取ったポケモン達の上からZを打てることを期待しました。

火力はやや足りないとすら思う程度なので振り切っていますが、威嚇込みでA4振りランドの岩石+蜻蛉を身代わりが耐えるまでBを伸ばすのもアリだったかもしれません(それで2試合落とした)

 

また、バシャーモミミッキュが構築単位で一段と重くなってしまったので、死に出しから彼らに3タテされた試合もありHBランドロスと2匹一緒に採用したいくらいでした。

 

前期まで結果を出していたガルランド(S13では違う人もいました)は、猫ガルーラ+HBランドロスを軸とした定数サイクルだったので、型のミスリードを誘えることも期待しましたが、ここに関してはよく分かりません。

選出率は4位です。

 

ゲッコウガ

f:id:pokemon-bana-idiot:20190108095855p:image

本構築の奇襲枠②、構築のMVP

リザードンや各種カプに対して打点を持ちつつ奇襲出来る枠として採用しました。テンプレの鈍いカビゴン(H148-B252振り?)がダストシュート+けたぐりで木の実を食べずに倒せるのが強いと思って、手裏剣や悪波を切ってけたぐりを採用しました。

 

このポケモンの1番の肝となる技は岩石封じで、対面するポケモン(特にこの構築で辛いリザードンなど)に対してS操作を行い、後続のポケモンの起点を作る動きが強引で雑ながら強力でした。メタグロスに打点が確定3のけたぐりしかないので、初手のゲコグロス対面ができた時は気分で岩石封じを打って後ろのガルのグロパンの起点にしました。

たまにゲッコウガの水Z程度は耐えると見越してか、初手のリザードンYに居座られてニトチャなどを打たれるので、対面できたら素直に岩石封じを押していました。(相手がニトチャしたと分かったのは岩石が当たらずにそのまま3タテされたからです)

 

ダストシュートや岩石封じを見せるとスカーフを警戒されることも少なくなかったのか、何度か死に出しでランドロスボーマンダが出てきたので居座ってきてくれ、その度に感謝しながらDSに頭を下げていました。

選出率は2位。

 

ウルガモス

f:id:pokemon-bana-idiot:20190108102930p:image

 

調整意図↓

【単体考察】耐久振り知らせ虫Zガモス - 炎鳥の背に乗って

 

耐久振りを施して舞う安定性を高めたムシZガモスです。上に載せた記事の中では火炎放射を採用していますが、今回はCSメガゲンガーを1舞で倒すために大文字を採用しています。クチート軸やグロス軸、ドランのいないマンダ軸に通りが非常によく、崩し性能も極めて高いポケモンでした。

もう使わないと思いブログで調整を公開し、ウルガモスもCS振り切りにしていたのですが、いろいろな人のCASを見てゲンガブカグヤのような構築が環境に一定数いると分かり、ステロ込みでメガゲンガーのヘド爆を耐える必要性を感じこの型に戻していました。

250下のクチートに大文字を外して不意択することになった以外はとても偉い子でした。

PTで絶望的に辛いジャラランガに対して、対面から2回勝つやる気の違いを見せつけてくれました(基本的には負けるので良くないプレイングです)。

選出率は第3位。

 

〇亜ベトベトン

f:id:pokemon-bana-idiot:20190108104531p:image

 

調整

HD……C233メガリザードンYのオーバーヒート耐え(リザYが仮想敵という訳ではなく、あくまで目安となる耐久として示した)、C155ゲッコウガの激流カノンZ最高乱数切り耐え

HB……余り、+1でA197グロス地震など確3

 

 

ゲッコウガやテテフなどを誤魔化す枠として採用しました。

当初はHDベースの毒ガルドを採用していましたが、テテフやゲッコウガに安易に受け出せない点、ローリスクで相手の受け出しを容易に許す点が肌に合わず、役割対象の近い耐久鈍いベトベトンに変更しました。

役割対象はギルガルドと近いものの、複数回の受け出しに耐えられ、詰ませ性能も備えており、対テテフ性能に関しては申し分なかったと感じています。

鈍いリサイクルを行うポケモンカビゴンもいますが、カビゴンの崩しには毒やゲッコウガカプ・レヒレの挑発、剣舞のない弱保ガルドを使う人も多く、特に毒で崩されない点が非常に強いと感じました。採用に至ったのがシーズン終盤だったこともあり出せるPTとの見極めがイマイチ上手くいかなかったのが残念です。

選出率は5位。

 

☆PTで重いポケモン・並び

ミミッキュ

1匹犠牲にする覚悟で討ち取りに行きます。使用率1位が重い驚きの欠陥構築でした。

ジャラランガ

フェアリーがいない構築の宿命です。有利対面作るor急所に期待するorウルガモスが奇跡的に対面から勝つことを祈ります。

フェローチェ

ギルガルドを外したせいで笑えなかったです。2試合くらい体力管理してガルーラで対面処理しました。

パルシェン

シーズン終盤、突然5試合中4戦でパルシェンとマッチングした時には今季の最終盤の流行りはコイツなのかと構築の再考を視野に入れてました。先制技持ちがいないのでガルーラorゲッコウガが上手く対面処理できない限り無理です。

ハッサム

強制的にガモスorランドを選出する必要が出てきますが、裏のポケモンでだいたい止まるのでなかなか崩せません。2回ほどゴツメを持っていてパワーアップパンチをしたガルーラが手を傷めました。ただしガモスに上から打点を持つポケモンがいない相手はカモです。

〇分身バトン・イーブイバトン

止めようがない。なんとか頑張って止めようとしたら初手のメガフーディンに3タテされて涙を流しました。

〇起点(壁、バトン、ネットetc.)+ポガッサ、ビビヨン

みんな寝ます。

ヒードラン+ヤドラン

この構築は受けループをはじめとする受け回しには強めですが、この並びは本当に崩せないと思いました。無理。ヤドランがゴツメかメガストーンを持っていたら降参します。ヒードランのPPを枯らせばウルガモスを通せるので、先にウルガモスが展開し、かつヒードランの技構成がどくまもみがマグストなのに期待します。

 

☆結果

 

S13最終・最高2000(急いで撮ったらブレました…)298位でした。

f:id:pokemon-bana-idiot:20190108112053j:image

f:id:pokemon-bana-idiot:20190108143421p:image

 

☆さいごに

自身初の1900達成だけでなく2000の大台に登ることが出来て本当に嬉しいです。

通話に入れてくださった皆様、本当にありがとうございました。

Twitter: Bana (@P_okemon_T_T_) on Twitter

 

【1/8追記】QRパーティを公開しました。

Pokémon Global Link